福山市で会社設立、記帳代行、決算サービスを格安で対応する税理士・武田会計事務所

お知らせ

いのこ

2016年4月28日(木)

ふと何気なしに昔のことを思い返すことがあります。先日、たまたま福山出身の方とお話しする機会があり、いのこの話になりました。

今は、やっているのかどうかわかりません。私が小学校の頃は年末時分に(正確には覚えていません。季節は寒かったのだけは覚えています)、小学校の高学年の男子だけが集まっていのこという行事を行っていました。

当時は福山の中でも沼隈近辺だけの行事だと思っていましたが、調べていると、広島県東部から岡山県にかけて広く行われているようです。

いのこは漢字では「亥の子」と書くようです。つまり「イノシシの子」ということで男子だけが参加出来たのでしょう。やることいえば、子供のやることですから単純で、民家の庭でイノコの歌を歌いながら石をつくだけです。厄除けの意味があるのでしょう。それが終わると民家の住民からお小遣い(確か1000円程度だったと思います)をもらい、次の民家に移動するというものでした。集まったお小遣いは最後にみんなで山分け(当然高学年の方が多いわけですが)して終わっていたように思います。

当時歌っていたいのこの歌を何十年振りかに口づさんで見ると、意外にかなり覚えています。

いのこ いのこ
いちでたるを作って
にでにっこり笑って
さんで酒をつくって
よんで夜中により寄って
いつついつものごとくなり
むっつむびょうそくさいに
ななつなにごとないように
やっつやしきをひろめたり
ここのつここに蔵をたて
とうでとうとう大繁盛

最後の部分がよく思い出せなかったのですが、大体こんな感じだったと思います。

こんな昔のことを思い出して感傷に浸るのも年のせいでしょうか。今でもやってるのか気になります。

 

お問合せください

※担当者より一営業日以内にご連絡いたします。

主な対応地域
広島県広島市、福山市、尾道市、三原市

↓